ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では156.97円と2時時点(157.26円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。NY市場序盤の急落後の戻りが157.30円台に留まると、その後は徐々に上値を切り下げる動きに。米10年債利回りが4.54%台まで再び低下したことも重しとなり、4時前に156.90円台まで押し戻された。

 ユーロドルは底堅い。4時時点では1.0404ドルと2時時点(1.0386ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。25時前に1.0372ドルの安値を見た後は、米10年債利回りが再び低下したことも追い風となり、1.0400ドル台まで持ち直した。

 ユーロ円は伸び悩み。4時時点では163.35円と2時時点(163.36円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。NY序盤に急落後の買い戻しが163.50円台で一服すると、その後はドル円が下げたがユーロドルが持ち直したこともあり伸び悩む動きとなり、下押しは163.30円台までに留まった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.67円 - 158.07円
ユーロドル:1.0372ドル - 1.0458ドル
ユーロ円:162.82円 - 164.90円


(川畑)
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