東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

 31日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では156.69円とニューヨーク市場の終値(156.84円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。一時157円を回復するものの、上値が重さを確認すると10時過ぎには156.68円まで下押し昨日安値156.67円に迫っている。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0403ドルとニューヨーク市場の終値(1.0404ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の売りが上値を抑えているものの、1.04ドルを挟んだ小幅な値動きに終始。

 ユーロ円は弱含み。10時時点では163.03円とニューヨーク市場の終値(163.22円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。日本のほかにニュージーランド、香港市場は休場だが、休場ではない豪州や韓国の株式市場が軟調な動きを見せていることなどが重しになり163.04円まで弱含んだ。昨日の米株安を嫌気したリスク回避の動きが継続している。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.68円 - 157.07円
ユーロドル:1.0397ドル - 1.0407ドル
ユーロ円:163.04円 - 163.44円


(松井)
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