ニューヨーク外国為替市場概況･4時　ドル円、上昇一服

　31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。4時時点では157.29円と2時時点（157.36円）と比べて7銭程度のドル安水準だった。ロンドン16時（日本時間25時）のフィキシング後もドル買いの流れが続く中、米10年債利回りが一時4.58％台まで上昇したことも追い風となり、157.55円まで上昇して本日高値を更新。もっとも、その後は年末年始の休暇に入る市場参加者も多い中で伸び悩んだ。

　ユーロドルは下げ渋り。4時時点では1.0352ドルと2時時点（1.0350ドル）と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。3時前に1.0344ドルまで下落してわずかに日通し安値を更新するも、20日安値1.0343ドルが目先のサポートして意識されると下げ渋った。

　ユーロ円は上昇するも一時的。4時時点では162.86円と2時時点（162.90円）と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇に連れて163.10円台まで値を上げるも勢いは続かず、その後は162円台後半でのもみ合いが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：156.02円　-　157.55円
ユーロドル：1.0344ドル　-　1.0424ドル
ユーロ円：162.46円　-　163.44円

（川畑）