東京外国為替市場概況・15時 ドル円、高止まり

 6日午後の東京外国為替市場でドル円は高止まり。15時時点では157.78円と12時時点(157.71円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.61%台で高止まりしていることで、157.81円前後まで強含みに推移した。しかし、後場の日経平均株価が下げ幅を拡大したこと、新発10年物国債の利回りが2011年7月以来の1.12%台まで上昇したことなどから、午前中の高値157.83円を上回ることは出来なかった。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0309ドルと12時時点(1.0316ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。材料難の中で、NYカットオプション(1.0300ドル・1.0315ドル)が値動きを抑制する展開が続いた。

 ユーロ円は15時時点では162.65円と12時時点(162.70円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が高値圏で高止まりしていることで、一時162.81円までわずかに上値を伸ばしたものの、日経平均株価の下げ幅拡大を受けて伸び悩んだ。

 ポンド円は196.36円、豪ドル円は98.31円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.83円 - 157.83円
ユーロドル:1.0295ドル - 1.0318ドル
ユーロ円:161.42円 - 162.81円

(山下)
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