ニューヨーク外国為替市場概況･2時　ドル円、上値が重い

　3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では157.20円と24時時点（157.21円）と比べて1銭程度のドル安水準だった。12月米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことを受けて157.50円付近まで上昇するも、本日高値を前に伸び悩み。買い一巡後は157.10円台まで押し戻される場面も見られた。

　ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0291ドルと24時時点（1.0296ドル）と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。24時過ぎに1.0306ドルの日通し高値を付けるも、その後は米指標後にドル買いの流れとなった影響を受けて1.0270ドル台に下落。ただ、売りの勢いが一服すると1.0300ドル前後まで持ち直す動きとなった。

　ユーロ円はもみ合い。2時時点では161.77円と24時時点（161.84円）と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。24時過ぎに162.08円の本日高値を付けるも買いの勢いは続かず、その後161.70円台まで失速。売り一巡後に買い戻されるも162.00円台で頭打ちとなると、161.70円台まで再び下押すなど、161円台後半を中心としたもみ合いが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：157.03円　-　157.57円
ユーロドル：1.0256ドル　-　1.0306ドル
ユーロ円：161.39円　-　162.08円


（川畑）