欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 8日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では158.50円と20時時点(158.32円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇するのをながめ、158.55円まで上値を広げた。買い一巡後の下押しを158.30円台に留めると、再び158.50円台に乗せて本日高値に迫った。

 ユーロドルは軟調。22時時点では1.0282ドルと20時時点(1.0318ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ安水準だった。欧州市場序盤からのユーロ売りの流れが続く中、米長期金利の上昇も重しとなり、1.0273ドルまで下落して日通し安値を更新。その後の戻りも鈍く、1.02ドル台後半での安値もみ合いとなった。

 ユーロ円は上値が重い。22時時点では162.98円と20時時点(163.37円)と比べて39銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落をながめ、一時162.88円まで下落。その後はドル円が上昇に連れて値を戻すも163.20円前後までに留まるなど、上値重く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.91円 - 158.55円
ユーロドル:1.0273ドル - 1.0358ドル
ユーロ円:162.88円 - 163.81円


(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。