欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

 7日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では157.74円と17時時点(157.50円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。対欧州通貨などのドル弱含みを重しに、157.38円まで下押しが進んだ。しかし時間外取引で米10年債利回りが4.64%台へ水準を回復していくなか、さらに売りが進むに至らず、157.70円台へ持ち直した。

 ユーロドルは底堅さ維持。20時時点では1.0428ドルと17時時点(1.0414ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。欧州の金利上昇を支えとしたじり高の流れが継続。1.0434ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円も底堅い。20時時点では164.49円と、17時時点(164.03円)と比べて46銭程度のユーロ高水準だった。連れ高となっていたユーロドルの上昇に頭打ち感が出始めてからも、ドル円の下げ渋りと相まった円売りが支えとなり、164.55円までユーロ高・円安が進んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.38円 - 158.42円
ユーロドル:1.0376ドル - 1.0434ドル
ユーロ円:163.59円 - 164.55円

(関口)
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