東京外国為替市場概況・10時 ドル円 やや重い動き

 10日の東京外国為替市場でドル円はやや上値の重い動き。10時時点では158.00円とニューヨーク市場の終値(158.14円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。日経平均の大幅続落や時間外米10年債利回りの低下が重しとなり、158.23円を頭に157.94円までじり安。ただ、今晩の米雇用統計待ちムードも強く、値動きは限られている。

 ユーロ円はじり安。10時時点では162.67円とニューヨーク市場の終値(162.87円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。日経平均の軟調な動きが重しとなるなか、ドル円の下げにつられ162.62円まで小幅安となった。

 ユーロドルは10時時点では1.0295ドルとニューヨーク市場の終値(1.0300ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。1.0304ドルを頭に1.0290ドル台でこう着。上値は重いものの、8日には1.0273ドル、9日には1.0284ドルを安値に下げ渋ったことや、時間外米長期金利の低下が支えとなり、積極的に下値を試す動きにはなっていない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.94円 - 158.23円
ユーロドル:1.0292ドル - 1.0304ドル
ユーロ円:162.62円 - 162.97円


(金)
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