東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 10日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では158.38円と15時時点(158.41円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。底堅さを維持し17時前に158.45円まで上値を伸ばし、僅かながら日通し高値を更新した。もっとも、NY入り後には米雇用統計の発表を控えていることもあり、積極的に上攻めする動きにはなっていない。

 ユーロドルは下値支えられる。17時時点では1.0297ドルと15時時点(1.0285ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。16時過ぎには1.0281ドルまでじり安。ただ、独債利回りが上昇して始まったことや、ユーロノルウェークローネやユーロポンドなどが買われたことで下値は支えられた。

 ユーロ円は小高い。17時時点では163.09円と15時時点(162.94円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が底堅さを維持していることで、ユーロ円は小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.94円 - 158.45円
ユーロドル:1.0281ドル - 1.0304ドル
ユーロ円:162.62円 - 163.12円


(松井)
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