東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 10日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では158.41円と12時時点(158.26円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.69%台まで上昇したことでドル買いが優勢となった。昨日の高値158.40円を上回り、158.43円まで上値を伸ばした。
 オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場が示す今月の日銀金融政策決定会合での追加利上げ確率は一時40%を割り込んだ。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.0285ドルと12時時点(1.0301ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇を受けて、一時1.0285ドルまでわずかに下値を広げた。ポンドドルも1.2274ドルまで下落した。

 ユーロ円は小安い。15時時点では162.94円と12時時点(163.04円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇に沿って一時163.12円まで上値を伸ばしたものの、ユーロドルにつれて売り押された。軟調な日経平均も重しとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.94円 - 158.43円
ユーロドル:1.0285ドル - 1.0304ドル
ユーロ円:162.62円 - 163.12円


(山下)
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