ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では157.68円と24時時点(158.02円)と比べて34銭程度のドル安水準だった。米国株が軟調に推移したことでリスクオフの円買いが活発化したうえ、米10年債利回りが上昇幅を縮めたことも嫌気され、0時30分前には一時157.23円と本日安値を更新した。もっとも、急ピッチで下げた反動から一巡後は157.80円台まで下げ渋る場面も見られた。

 ユーロ円は売り優勢。2時時点では161.44円と24時時点(161.97円)と比べて53銭程度のユーロ安水準だった。米国株安を受けて円高が進んだ流れに沿って一時161.21円まで売り込まれた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。2時時点では1.0237ドルと24時時点(1.0247ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇幅縮小に伴って1.0270ドル台まで持ち直したが、その後は1.0220ドル台まで押し戻されている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:157.23円 - 158.87円
ユーロドル:1.0215ドル - 1.0312ドル
ユーロ円:161.21円 - 163.19円


(越後)
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