ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では157.35円と22時時点(157.02円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。22時30分前に一時156.92円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。
 前週末に発表された12月米雇用統計は予想を上回る堅調な内容となった。週明けのNY市場でも米利下げ観測の後退を背景に円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。市場では「ドル高に対する方向性に変化はなく、値固めをしながらの動きとなっている」との声が聞かれた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0208ドルと22時時点(1.0203ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。22時30分過ぎに一時1.0221ドル付近まで値を上げたものの、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。

 ユーロ円はじり高。24時時点では160.63円と22時時点(160.21円)と比べて42銭程度のユーロ高水準。ドル円の下げ渋りにつれた買いが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.92円 - 157.97円
ユーロドル:1.0178ドル - 1.0250ドル
ユーロ円:160.04円 - 161.79円

(中村)
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