東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い
16日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では156.37円とニューヨーク市場の終値(156.47円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。一時156.35円まで下落するなど小安く推移した。前日の植田日銀総裁の発言などを受けて日銀の早期利上げを巡る思惑が高まっていることもあり、8時50分発表の12月企業物価指数や日銀絡みの観測報道には注意しておきたい。
ユーロ円も小安い。8時時点では160.97円とニューヨーク市場の終値(160.99円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。朝方の商いが薄い時間帯に昨日安値の160.80円に迫る水準まで下げるなど、ドル円と同様に小安く推移した。
なお、一部報道が関係者筋の話として「カナダは米製品に対する1500億カナダドルの関税を発動する準備がある」と伝えたが、現時点でのカナダドルに対する反応は限定的。カナダドル円は昨日終値の109.11円を挟んだレンジ内での推移にとどまっている。
ユーロドルは8時時点では1.0291ドルとニューヨーク市場の終値(1.0289ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.0290ドル付近で動意を欠いた。アジア時間は12月豪雇用統計の発表が控えており、ユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの動きに注目しておきたい。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.35円 - 156.47円
ユーロドル:1.0287ドル - 1.0295ドル
ユーロ円:160.86円 - 161.02円
(岩間)
ユーロ円も小安い。8時時点では160.97円とニューヨーク市場の終値(160.99円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。朝方の商いが薄い時間帯に昨日安値の160.80円に迫る水準まで下げるなど、ドル円と同様に小安く推移した。
なお、一部報道が関係者筋の話として「カナダは米製品に対する1500億カナダドルの関税を発動する準備がある」と伝えたが、現時点でのカナダドルに対する反応は限定的。カナダドル円は昨日終値の109.11円を挟んだレンジ内での推移にとどまっている。
ユーロドルは8時時点では1.0291ドルとニューヨーク市場の終値(1.0289ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.0290ドル付近で動意を欠いた。アジア時間は12月豪雇用統計の発表が控えており、ユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの動きに注目しておきたい。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.35円 - 156.47円
ユーロドル:1.0287ドル - 1.0295ドル
ユーロ円:160.86円 - 161.02円
(岩間)