ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 戻りが鈍い

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。4時時点では155.35円と2時時点(155.44円)と比べて9銭程度のドル安水準。1時30分過ぎにつけた155.11円を安値に下げ渋り、昨年12月19日以来の155円大台割れは回避するも、戻りは155円半ばにとどめ安値圏の155円前半で上値の重い動きとなっている。米10年債利回りも4.59%台で低下が一服するも戻りが鈍い。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0300ドルと2時時点(1.0302ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準。1.0315ドルを頭に1.03ドル前後でこう着。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の発言を受けて全般ドル売りが優勢となり、買い戻しが入ったものの、ユーロ独自の売り圧力も強く上値の重い地合いは変わっていない。

 ユーロ円は4時時点では160.01円と2時時点(160.14円)と比べて13銭程度のユーロ安水準。159円後半から160円近辺での狭いレンジ内での小動きに始終した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.11円 - 156.52円
ユーロドル:1.0261ドル - 1.0315ドル
ユーロ円:159.75円 - 161.09円


(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。