21日香港株=買い先行か、対中関税の即時発動見送りとの観測で

 21日の香港市場は買い先行か。米国ではトランプ氏が第47代大統領に就任。就任演説では「米国の黄金時代が始まる」と表明し、米国ファーストの姿勢を打ち出した。一方、トランプ氏は就任前、中国から輸入する製品に最大60%の関税を課す方針を明らかにしていたが、直ちに関税を発動することはないと伝わっており、買いが広がりそうだ。ただ、対中政策を巡る警戒感は依然として強い。

 一方、中国では来週から春節(旧正月)の大型連休が始まるとあって、旅行や娯楽などを中心に関連銘柄を物色する動きが強まる可能性もある。

 前日のNY市場はキング牧師誕生記念日で休場だった。英FT100指数と独DAX指数はいずれも上昇した。
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