東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 23日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では156.49円とニューヨーク市場の終値(156.53円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。東京仲値の値決め後につけた156.29円を安値に下げ渋り、156.60円まで買い戻された。注目されていたFOXニュースによるトランプ米大統領へのインタビューは、市場に動意を与えるような発言は伝わってこなかったこともあり、上値も限られている。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.0403ドルとニューヨーク市場の終値(1.0409ドル)と比べて0.0006ドルのユーロ安水準だった。対円でドルが買われると、ユーロドルも1.0397ドルまで小幅に売られた。もっとも、昨日安値1.0393ドルを割り込むほどの勢いはなかった。

 ユーロ円はもみ合い。12時時点では162.81円とニューヨーク市場の終値(162.93円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。対円、対ユーロとも小幅にドル買いが進んだが、ユーロ円は両通貨の綱引き状態になりもみ合いから抜け出せていない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.29円 - 156.60円
ユーロドル:1.0397ドル - 1.0418ドル
ユーロ円:162.73円 - 162.99円


(松井)
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