東京外国為替市場概況・10時 ドル円、堅調

 4日の東京外国為替市場でドル円は堅調。10時時点では155.31円とニューヨーク市場の終値(154.73円)と比べて58銭程度のドル高水準だった。トランプ関税を巡る過度な警戒感が和らぎ、高く寄り付いた日経平均が上げ幅を拡大する中で155.41円まで上昇した。時間外の米10年債利回りが4.56%台に上昇していることも追い風となったか。

 ユーロドルは上値が重い。10時時点では1.0317ドルとニューヨーク市場の終値(1.0344ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ安水準。一時1.0350ドルまで上昇して前日高値に並ぶも、買いの勢いは続かず。その後はドル円でのドル買いが重しとなり1.0316ドルまで下押した。

 ユーロ円は上昇が一服。10時時点では160.23円とニューヨーク市場の終値(160.06円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて160.48円まで値を上げるも、同時にユーロドルが下げた影響を受けて伸び悩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.72円 - 155.41円
ユーロドル:1.0316ドル - 1.0350ドル
ユーロ円:159.92円 - 160.48円


(川畑)
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