ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では154.94円と2時時点(154.69円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。シェインバウム・メキシコ大統領の「関税は1カ月先送り」との発言を受けた反発の勢いは一服。トランプ米大統領からは「まだメキシコと関税巡り合意していない」との発言が聞かれた。ただ、下押しは限られ、155円付近までじりじり戻した。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0279ドルと2時時点(1.0275ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.0335ドルまで上昇後の下押しを1.0280ドル付近で落ち着かせた。米10年債利回りが下押し局面を挟みつつも4.53%付近を維持していることが戻りを限定した。

 ユーロ円は下押し限定的。4時時点では159.26円と2時時点(158.95円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。159.81円前後へ戻したところから、158.78円前後までいったん下押し。しかしドル円の戻りに連動して159円前半へ持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.02円 - 155.89円
ユーロドル:1.0141ドル - 1.0335ドル
ユーロ円:157.97円 - 159.98円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。