ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り
3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では154.69円と24時時点(154.63円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.46%付近へ急低下すると、154.02円まで本日安値を更新した。しかしシェインバウム・メキシコ大統領の「関税は1カ月先送り」「トランプ米大統領と良い会話、一定の合意に至る」などの発言が伝わり、トランプ関税による貿易戦争激化への懸念が和らぎ、米国株相場が下げ幅を縮小。米10年債利回りも一時4.53%台へ持ち直し、ドル円は154.86円前後へ反発した。
ユーロドルは上昇。2時時点では1.0275ドルと24時時点(1.0245ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。メキシコの関税先送りのニュースが伝わると、市場のリスク回避姿勢が後退した。リスクセンチメントに呼応して2.35%台まで低下が先行していた独10年債利回りは2.41%付近へ切り上がった。ユーロドルは1.0335ドルまで本日高値を更新。ただ、その後は米長期金利も持ち直すなか1.03ドル割れへ弱含んだ。
ユーロ円は底堅い。2時時点では158.95円と24時時点(158.45円)と比べて50銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げ渋りと、ユーロドルの上昇が支援となった。一時157.97円と、158円の節目を割り込む動きとなったものの反転上昇。159.80円付近と、本日高値圏へ浮上する場面もあった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.02円 - 155.89円
ユーロドル:1.0141ドル - 1.0335ドル
ユーロ円:157.97円 - 159.98円
(関口)
ユーロドルは上昇。2時時点では1.0275ドルと24時時点(1.0245ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。メキシコの関税先送りのニュースが伝わると、市場のリスク回避姿勢が後退した。リスクセンチメントに呼応して2.35%台まで低下が先行していた独10年債利回りは2.41%付近へ切り上がった。ユーロドルは1.0335ドルまで本日高値を更新。ただ、その後は米長期金利も持ち直すなか1.03ドル割れへ弱含んだ。
ユーロ円は底堅い。2時時点では158.95円と24時時点(158.45円)と比べて50銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げ渋りと、ユーロドルの上昇が支援となった。一時157.97円と、158円の節目を割り込む動きとなったものの反転上昇。159.80円付近と、本日高値圏へ浮上する場面もあった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.02円 - 155.89円
ユーロドル:1.0141ドル - 1.0335ドル
ユーロ円:157.97円 - 159.98円
(関口)