ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では154.38円と2時時点(154.42円)と比べて4銭程度のドル安水準。3時半過ぎには日通し安値153.79円を付けた後の戻り高値となる154.50円付近まで上昇するなど、底堅さを維持している。もっとも、米債市場も徐々に落ち着いてきていることもあり、更に上値を買い上げるほどの勢いはなかった。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.0425ドルと2時時点(1.0419ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準。欧州引け後は商いが低調になり1.04ドル前半で小動き。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では160.94円と2時時点(160.90円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。ドル円が底堅さを維持していることで161.03円付近まで買われる場面もあったが、NY入り後の高値161.09円は上抜けできずもみ合い。なお、ダウ平均は反発し、ナスダック総合はほぼ横ばいで推移。NY株式市場も引け後のアップルの決算発表を待っている状況か。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.79円 - 155.25円
ユーロドル:1.0390ドル - 1.0467ドル
ユーロ円:160.24円 - 161.80円

(松井)
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