ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み
31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では154.62円と22時時点(154.81円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。トランプ米政権のメキシコやカナダに対する関税引き上げの可能性が改めて意識される中、米インフレ再燃への警戒感とともにドル買いが優勢となった。22時30分過ぎに一時155.02円と日通し高値を更新した。
ただ、買い一巡後は上値が重くなった。一目均衡表転換線が位置する155.24円や前日の高値155.25円がレジスタンスとして意識された。
なお、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している12月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前月比0.2%/前年比2.8%と市場予想に一致。また、10-12月期米雇用コスト指数も前期比0.9%上昇と市場予想通りの結果となった。
ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0368ドルと22時時点(1.0382ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分前に1.0395ドル付近まで上げたものの、買い一巡後は徐々に弱含んだ。米国でのインフレ再燃や米関税政策への警戒感が高まる中、全般ドル買いが優勢になると一時1.0363ドルと日通し安値を更新した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時108.44まで上昇した。
ユーロ円は上値が重い。24時時点では160.32円と22時時点(160.72円)と比べて40銭程度のユーロ安水準。ドル円の伸び悩みやユーロドルの下落につれた売りが出た。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.92円 - 155.02円
ユーロドル:1.0363ドル - 1.0413ドル
ユーロ円:159.92円 - 161.05円
(中村)
ただ、買い一巡後は上値が重くなった。一目均衡表転換線が位置する155.24円や前日の高値155.25円がレジスタンスとして意識された。
なお、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している12月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前月比0.2%/前年比2.8%と市場予想に一致。また、10-12月期米雇用コスト指数も前期比0.9%上昇と市場予想通りの結果となった。
ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0368ドルと22時時点(1.0382ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分前に1.0395ドル付近まで上げたものの、買い一巡後は徐々に弱含んだ。米国でのインフレ再燃や米関税政策への警戒感が高まる中、全般ドル買いが優勢になると一時1.0363ドルと日通し安値を更新した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時108.44まで上昇した。
ユーロ円は上値が重い。24時時点では160.32円と22時時点(160.72円)と比べて40銭程度のユーロ安水準。ドル円の伸び悩みやユーロドルの下落につれた売りが出た。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.92円 - 155.02円
ユーロドル:1.0363ドル - 1.0413ドル
ユーロ円:159.92円 - 161.05円
(中村)