東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 3日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では155.62円と15時時点(155.57円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。15時半過ぎには東京仲値後の安値になる155.20円台まで下押す場面もあったが、時間外の米10年債利回りが4.54%台まで上昇していることもあり下値は支えられ底堅い。

 ユーロドルは小安い。17時時点では1.0225ドルと15時時点(1.0240ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。先週の引け値と比較すると大きく窓を開けて始まっているユーロドル相場だが、積極的に両サイドとも仕掛けに行く動きにはなっていない。ただ、米金利の上昇が上値を抑え、小安く推移。

 ユーロ円は上値が重い。17時時点では159.13円と15時時点(159.31円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの上値が抑えられたことでユーロ円も上値が重い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.67円 - 155.89円
ユーロドル:1.0141ドル - 1.0308ドル
ユーロ円:158.00円 - 159.98円


(松井)
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