東京外国為替市場概況・12時 ドル円、伸び悩み

 3日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では155.54円とニューヨーク市場の終値(155.19円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。10時過ぎに155.89円まで上昇するも、先月28日高値155.98円が目先の抵抗として意識されると伸び悩み。その後は時間外の米10年債利回りが4.49%台まで低下したこともあり、155.40円台まで下押す場面も見られた。
 なお、日経平均株価は一時1100円超の大幅安となったほか、前引けは959円安となったが、反応は薄かった。

 ユーロ円は上値が重い。12時時点では159.01円とニューヨーク市場の終値(160.78円)と比べて1円77銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇をながめて159.70円台まで値を上げるも、早朝に付けた本日高値を前に上値が重く推移。その後は158.90円台まで押し戻された。

 ユーロドルはじり安。12時時点では1.0223ドルとニューヨーク市場の終値(1.0362ドル)と比べて0.0139ドル程度のユーロ安水準だった。10時過ぎに1.0250ドル台まで値を上げるも、上昇の勢いが一服すると1.0220ドル台までじりじりと値を下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.67円 - 155.89円
ユーロドル:1.0141ドル - 1.0308ドル
ユーロ円:158.00円 - 159.98円


(川畑)
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