欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 小動き

 4日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。22時時点では155.28円と20時時点(155.25円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。トランプ関税を背景とした動きが落ち着き、値動きは限られた。米10年債利回りは4.59%台までやや上げ幅を拡大したが、ドル円は155.52円を頭に伸び悩み、155.30円を挟んでの小動きにとどまっている。

 ユーロドルは買い戻しが一服。22時時点では1.0325ドルと20時時点(1.0335ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。高値の1.0350ドル手前で買い戻しが一服。米長期金利の上昇も上値を圧迫し、1.0320ドル台を中心に1.03ドル前半で動きが鈍っている。

 ユーロ円は底堅い。22時時点では160.33円と20時時点(160.46円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。160.66円を高値に上昇は一服したが、トランプ関税への過度な警戒感が緩み、160円前半で小じっかり。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.72円 - 155.52円
ユーロドル:1.0272ドル - 1.0350ドル
ユーロ円:159.19円 - 160.66円

(金)
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