ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、堅調

 4日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。24時時点では1.0358ドルと22時時点(1.0325ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が低下に転じたことでユーロ買い・ドル売りが先行。12月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が760.0万件と予想の800.0万件より弱い内容となったことも相場の支援材料となり、24時過ぎに一時1.0377ドルと日通し高値を更新した。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時108.22まで低下した。

 ドル円は頭が重い。24時時点では155.01円と22時時点(155.28円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。米長期金利が低下に転じたうえ、低調な米雇用指標を受けて円買い・ドル売りが優勢となった。24時過ぎには一時154.67円と日通し安値を付けた。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では160.57円と22時時点(160.33円)と比べて24銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.67円 - 155.52円
ユーロドル:1.0272ドル - 1.0377ドル
ユーロ円:159.19円 - 160.70円


(中村)
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