ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、上値広げる

 4日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは上値を広げた。2時時点では1.0378ドルと24時時点(1.0358ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ高水準だった。12月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数や12月米製造業新規受注が予想より弱い内容となるなか、米10年債利回りが一時4.52%台まで低下。ユーロドルは1.0387ドルまでユーロ高・ドル安となった。

 ドル円は軟調。2時時点では154.56円と24時時点(155.01円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下や低調な米雇用指標を受けて円買い・ドル売りが優勢。154.47円まで下値を探った。

 ユーロ円はもみ合い継続。2時時点では160.40円と24時時点(160.57円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。対ドルでユーロと円がともに底堅く推移。ユーロ円は引き続き明確な方向感が出にくかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.47円 - 155.52円
ユーロドル:1.0272ドル - 1.0387ドル
ユーロ円:159.19円 - 160.70円

(関口)
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