東京外国為替市場概況・15時 ドル円、売り一服

 5日午後の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。15時時点では153.43円と12時時点(153.37円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。本邦金利の先高観を手掛かりにした売りの流れが続き、昨年12月13日以来の安値となる153.10円まで下押しした。もっとも、売り一巡後は日経平均株価が持ち直したことなどを支えに153.50円台まで下げ渋った。

 ユーロ円も売りが一服。15時時点では159.22円と12時時点(159.27円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。13時過ぎに158.94円まで売りに押されたものの、その後はドル円と同様に買い戻しが入り、159.30円台まで下値を切り上げた。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.0377ドルと12時時点(1.0384ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。東京午後になっても方向感の乏しい状況が続いており、1.0370ドル台で欧州勢の参入を待つ状態だ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.10円 - 154.46円
ユーロドル:1.0370ドル - 1.0387ドル
ユーロ円:158.94円 - 160.31円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。