東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い
5日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では153.85円とニューヨーク市場の終値(154.34円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。8時過ぎに154.46円まで値を上げるも一時的。12月の毎月勤労統計(現金給与総額、前年比)や実質賃金がいずれも予想より強い結果となった。これを受けて日銀の追加利上げが意識されると円買いが優勢となり、154.04円まで下押し。その後154.30円台まで戻すも、赤沢経済再生相の「足もとはインフレの状態という認識、植田総裁と齟齬ない」との発言が伝わると、10時過ぎに153.56円まで一段と円買いが進んだ。
ユーロ円は軟調。10時時点では159.67円とニューヨーク市場の終値(160.20円)と比べて53銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下げた影響を受け、10時過ぎに159.41円まで下押した。なお、取引開始直後に300円超高となった日経平均は上げ幅を縮小している。
ユーロドルは様子見。10時時点では1.0379ドルとニューヨーク市場の終値(1.0379ドル)とほぼ同水準だった。円中心の動きとなったこともあり、1.0370ドル台を中心として動意の薄い展開となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.56円 - 154.46円
ユーロドル:1.0370ドル - 1.0382ドル
ユーロ円:159.41円 - 160.31円
(川畑)
ユーロ円は軟調。10時時点では159.67円とニューヨーク市場の終値(160.20円)と比べて53銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下げた影響を受け、10時過ぎに159.41円まで下押した。なお、取引開始直後に300円超高となった日経平均は上げ幅を縮小している。
ユーロドルは様子見。10時時点では1.0379ドルとニューヨーク市場の終値(1.0379ドル)とほぼ同水準だった。円中心の動きとなったこともあり、1.0370ドル台を中心として動意の薄い展開となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.56円 - 154.46円
ユーロドル:1.0370ドル - 1.0382ドル
ユーロ円:159.41円 - 160.31円
(川畑)