ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下落幅拡大

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落幅を拡大。4時時点では154.29円と2時時点(154.56円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。弱い米雇用指標などを受けた米10年債利回りの低下が4.51%台まで進行。ドル円は154.17円までドル安・円高となった。

 ユーロドルは高止まり。4時時点では1.0381ドルと2時時点(1.0378ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が低下するなか底堅く、本日高値圏の動きを継続。ただ、2時前につけた1.0387ドルを目先の上値にいったん足踏みとなった。

 ユーロ円は下押し。4時時点では160.17円と2時時点(160.40円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが高値圏ながら足踏みとなるなか、ドル円の円高推移に連れてユーロ円もユーロ売り・円買い方向へ傾いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.17円 - 155.52円
ユーロドル:1.0272ドル - 1.0387ドル
ユーロ円:159.19円 - 160.70円

(関口)
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