欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 伸び悩む

 6日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩む。20時時点では152.54円と17時時点(152.58円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。新規材料が乏しいなか、米長期金利の動向を眺めながらの動きとなった。米10年債利回りが4.45%台まで上昇すると152.89円まで日通しの高値を更新したが、米長期金利の上げ幅縮小の動きに伴い152円半ばまで押し戻された。日銀の追加利上げ観測の高まりで上値では売り圧力も強い。

 ユーロドルはじり安。20時時点では1.0362ドルと17時時点(1.0380ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇を背景としたドル買いが継続し、1.0356ドルまで下値を広げた。また、ポンドドルは予想を大きく下回った1月英建設業購買担当者景気指数(PMI)も材料視され、1.2407ドルまで弱含んだ。

 ユーロ円は20時時点では158.07円と17時時点(158.38円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の伸び悩みとユーロドルの下落が上値を圧迫し、158円近辺に押し戻さるなどやや上値の重い動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.82円 - 152.89円
ユーロドル:1.0356ドル - 1.0405ドル
ユーロ円:157.92円 - 158.86円


(金)
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