東京外国為替市場概況・12時 ドル円、堅調

 10日の東京外国為替市場でドル円は堅調。12時時点では152.14円とニューヨーク市場の終値(151.41円)と比べて73銭程度のドル高水準だった。ゴトー(5・10)日の仲値通過後もドル買いの勢いが続いたほか、安く始まった日経平均が一時プラス圏を回復したこともあり、152.21円まで上値を伸ばした。
 なお、新発10年物国債利回りは一時1.320%と2011年4月以来の水準まで上昇した。

 ユーロドルは小緩む。12時時点では1.0300ドルとニューヨーク市場の終値(1.0328ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円でドル買いとなった影響を受け、じり安で推移。一時1.0300ドル前後まで下押した。

 ユーロ円は高値もみ合い。12時時点では156.71円とニューヨーク市場の終値(156.38円)と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて156.81円まで上昇するも、その後はユーロドルが小幅安となった事もあり、高値圏でのもみ合いが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.16円 - 152.21円
ユーロドル:1.0280ドル - 1.0343ドル
ユーロ円:155.61円 - 156.81円


(川畑)
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