11日の主な要人発言(時間は日本時間)

11日09:21 マン英MPC(金融政策委員会)委員
「英国のインフレの脅威は小さくなってきている」
「今後1年間で、物価が目標水準の2%に非常に近づくと予想」
「需要状況はこれまでよりもかなり弱くなっている」
11日17:54
「2%CPIに対する構造的な障害は、完全には消化されていない」
「主要金利は制限的な状態を維持する必要がある」
「英国の労働市場は、さらに緩和すると予想」
「長期均衡金利の推定範囲である3-3.5%の上限に近い」
「将来も継続的な引き締めを支持」
「0.5%の利下げを支持する決定は水準のシフトだ」
「関税の影響を評価するには時間がかかるだろう」
「私のアクティブな金利政策は利下げを意味するものではない」
「自身の前提が正しいことを確認する必要がある」

11日09:39 ウィリスNZ財務相
「米国とはバランスの取れた貿易関係を築いている」

11日11:29 トランプ米大統領
「鉄鋼・アルミ関税、オーストラリア免除を検討へ」
「豪州は米国が貿易黒字を計上している数少ない国の一つ」

11日15:00 カザークス・ラトビア中銀総裁
「米国と欧州連合(EU)が協議を重ねることで、関税問題は緩和できる」

11日17:18 欧州委員会のセフコビッチ委員(通商・経済安全保障・対外関係・透明性担当)
「EUは米国との交渉にオープン」
「EUは米国の関税に対して対抗措置を講じる」
「米国の関税に関する決定を深く遺憾に思う」

11日18:00 トルドー加首相
「米国のカナダ産鉄鋼・アルミニウムに対する関税は全く正当化されない」
「我々の対応は断固かつ明確であり、カナダの労働者のために立ち上がるだろう」
「容認できない関税の悪影響について、米国政府に強く訴えるつもり」

11日21:57 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「BOEの金融政策は国内の状況だけでなく、国際的なリスクや経済動向を考慮する必要」
「現在の低成長は金融危機後の長期的な供給力低下に起因し、単純な金融政策の変更だけでは解決が難しい」

11日22:45 ハマック米クリーブランド連銀総裁
「金利をしばらく据え置くのが適切だろう」
「金利に対する忍耐強いアプローチは、経済を評価する時間を与えるだろう」
「インフレに対するリスクは現在、上振れに傾いている」
「金融政策は現在、適度に抑制的」
「経済は好調で、雇用市場は堅調」

12日00:04 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「政策調整を急ぐ必要はない」
「政策はリスクや不確実性に対処するのに適切」
「米経済は総じて好調」
「経済が好調を維持し、インフレが2%に向かわなければ、政策をより長期間維持できる」
「労働市場が予想外に弱まるか、インフレが予想よりも急速に低下すれば緩和可能」
「大手銀行の資本水準はおおむね適正」
「長期金利が高い理由は金融政策と関係がない」
「景気後退ではない」
「インフレ対策をさらに進めたい」
「FRBは長期金利をコントロールできない」
「金利を引き下げれば、住宅ローン金利も下がるだろう。それがいつになるかは分からない」
「貿易政策についてコメントすることはFRBの役割ではない」
「大統領がFRB理事を解任することは法律で認められていない」
「中立金利の水準は従来より有意に上昇すると予想」

※時間は日本時間


(中村)
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