東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上値が重い展開

 13日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い展開。15時時点では154.18円と12時時点(154.23円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。日米株価指数の上昇で154.48円前後まで上昇する場面もあったが、朝方につけた高値を超える勢いはなく上値が抑えられた。ユーロドルが堅調な動きなこともあり、一時154.14円前後まで下押しする場面もあった。

 ユーロドルは強含み。15時時点では1.0435ドルと12時時点(1.0404ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。欧州連合(EU)とトランプ政権の関税を巡る協議、ウクライナ停戦に向けた協議への期待感を背景に、株高でクロス円が買われると前日高値を小幅に上抜け1.0438ドルまで強含んだ。

 ユーロ円は堅調。15時時点では160.88円と12時時点(160.46円)と比べて42銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価が一時600円超上昇したことなどもあり、リスク選好の動きで161.19円まで上値を伸ばし堅調な動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.13円 - 154.67円
ユーロドル:1.0383ドル - 1.0438ドル
ユーロ円:160.20円 - 161.19円


(山下)
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