東京外国為替市場概況・10時 ドル円 底堅い

 13日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では154.54円とニューヨーク市場の終値(154.42円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。本邦の輸入物価指数の上昇を受けて、やや円買いに傾くも下押しは154.13円にとどめた。仲値公示に向けて買いが入ると154.56円まで切り返した。
 1月輸入物価指数は前年比+2.3%と前月から伸びが加速し、先週に高まった日銀の追加利上げ思惑を後押しする内容となった。

 ユーロ円はじり高。10時時点では160.56円とニューヨーク市場の終値(160.33円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。昨日大幅上昇の反動は見られず、ドル円の上昇や日経平均の堅調な動きも支えに160.58円まで小幅高。

 ユーロドルは10時時点では1.0390ドルとニューヨーク市場の終値(1.0383ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.0401ドルまで上値を伸ばしたが、買いは続かず1.03ドル後半での小動きにとどまっている。昨日も2月上旬同様に1.04ドル台では上値の重さが示されたこともあり、積極的に上値を追う展開にはなりにくい。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.13円 - 154.56円
ユーロドル:1.0383ドル - 1.0401ドル
ユーロ円:160.20円 - 160.58円


(金)
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