東京外国為替市場概況・17時 ポンド、強含み

 13日午後の東京外国為替市場でポンドは強含み。10-12月期英国内総生産(GDP)速報値や12月英鉱工業生産など発表された指標が概ね良好な内容だったことを受けてポンド買いが進行。対ドルで1.2517ドル、対円で193.06円までそれぞれ上昇した。

 ドル円は下値が堅い。17時時点では154.27円と15時時点(154.18円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。対ユーロなどでのドル売りを受けて153.96円と日通し安値を付けたが、時間外の米10年債利回りが小幅ながら低下幅を縮めたことなどを受けて154.30円台まで持ち直している。

 ユーロドルは伸び悩み。17時時点では1.0426ドルと15時時点(1.0435ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。東京序盤からの強い地合いが続き一時1.0440ドルまで値を上げたが、欧州勢参入に伴ってやや上値が重くなっている。

 ユーロ円は17時時点では160.84円と15時時点(160.88円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。160円台後半で方向感が定まっていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:153.96円 - 154.67円
ユーロドル:1.0383ドル - 1.0440ドル
ユーロ円:160.20円 - 161.19円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。