株式明日の戦略-大幅安も25日線は上回る、決算発表一巡で来週は一進一退か
14日の日経平均は4日ぶり大幅反落。終値は312円安の39149円。
日経平均は大幅安。後場に一段と崩れており、前日の大幅高は基調の変化を示唆するほどのものではなかったもよう。それでも、終値(39149円)では25日線(39106円、14日時点)や39000円を上回った。来週はこれらより上で値を固めることができるかが注目される。1月24日に40279円まで上昇した後に失速したが、2月3日の38401円で売り一巡感が出てきている。中期では38000円~4万円レベルのレンジ相場が続く中、2月3日が当面のボトムになったのであれば、目先は4万円辺りを目指す展開が期待できる。
【来週の見通し】
一進一退か。国内は決算発表が一巡して個別の材料が少なくなる。米国も注目度の高い銘柄の決算発表が一巡した上に月曜17日は休場で、焦点が定まりづらい。トランプ米大統領の言動や金利・為替動向に神経質となる状態が続くと思われる。物色は日替わりとなりやすく、全体では楽観ムードが高まれば利益確定売りが出てくる一方、警戒ムードが高まれば押し目は拾われるだろう。指数の日々の振れ幅は大きくなるかもしれないが、強気にも弱気にも傾きづらく、週間ではそれほど値幅が出ないと予想する。
【今週を振り返る】
堅調となった。前週末の日米首脳会談が友好ムードとなり、週明け10日の日経平均は米国株安を跳ね返してプラスで終了。休場明けの12日はスタンダード指数が史上最高値を更新するなど中小型株物色が盛り上がり、全体でも買いが優勢となった。NISAの日の13日は円安進行に強い反応を示して500円近い上昇。一時39500円を上回った。14日は円安が一服したことで大幅安となったものの、週末値では39000円を上回った。日経平均は週間では約362円の上昇となり、週足では3週ぶりに陽線を形成した。
【来週の予定】
国内では、10-12月期GDP、12月第三次産業活動指数(2/17)、20年国債入札(2/18)、12月機械受注、1月貿易統計、1月首都圏新規マンション販売、1月訪日外客数(2/19)、1月消費者物価指数(CPI)(2/21)などがある。
海外の経済指標の発表やイベントでは、独2月ZEW景況感指数、米2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米2月NAHB住宅市場指数、米12月対米証券投資(2/18)、米1月住宅着工件数、米1月建設許可件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1/28~29開催分)、米20年国債入札(2/19)、米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(2/20)、米2月製造業購買担当者景気指数(PMI)(2/21)などがある。
なお、2/17の米国はプレジデント・デー(大統領の日)により休場となる。
日経平均は大幅安。後場に一段と崩れており、前日の大幅高は基調の変化を示唆するほどのものではなかったもよう。それでも、終値(39149円)では25日線(39106円、14日時点)や39000円を上回った。来週はこれらより上で値を固めることができるかが注目される。1月24日に40279円まで上昇した後に失速したが、2月3日の38401円で売り一巡感が出てきている。中期では38000円~4万円レベルのレンジ相場が続く中、2月3日が当面のボトムになったのであれば、目先は4万円辺りを目指す展開が期待できる。
【来週の見通し】
一進一退か。国内は決算発表が一巡して個別の材料が少なくなる。米国も注目度の高い銘柄の決算発表が一巡した上に月曜17日は休場で、焦点が定まりづらい。トランプ米大統領の言動や金利・為替動向に神経質となる状態が続くと思われる。物色は日替わりとなりやすく、全体では楽観ムードが高まれば利益確定売りが出てくる一方、警戒ムードが高まれば押し目は拾われるだろう。指数の日々の振れ幅は大きくなるかもしれないが、強気にも弱気にも傾きづらく、週間ではそれほど値幅が出ないと予想する。
【今週を振り返る】
堅調となった。前週末の日米首脳会談が友好ムードとなり、週明け10日の日経平均は米国株安を跳ね返してプラスで終了。休場明けの12日はスタンダード指数が史上最高値を更新するなど中小型株物色が盛り上がり、全体でも買いが優勢となった。NISAの日の13日は円安進行に強い反応を示して500円近い上昇。一時39500円を上回った。14日は円安が一服したことで大幅安となったものの、週末値では39000円を上回った。日経平均は週間では約362円の上昇となり、週足では3週ぶりに陽線を形成した。
【来週の予定】
国内では、10-12月期GDP、12月第三次産業活動指数(2/17)、20年国債入札(2/18)、12月機械受注、1月貿易統計、1月首都圏新規マンション販売、1月訪日外客数(2/19)、1月消費者物価指数(CPI)(2/21)などがある。
海外の経済指標の発表やイベントでは、独2月ZEW景況感指数、米2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米2月NAHB住宅市場指数、米12月対米証券投資(2/18)、米1月住宅着工件数、米1月建設許可件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1/28~29開催分)、米20年国債入札(2/19)、米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(2/20)、米2月製造業購買担当者景気指数(PMI)(2/21)などがある。
なお、2/17の米国はプレジデント・デー(大統領の日)により休場となる。