ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では152.24円と22時時点(152.73円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。1月米小売売上高が予想を大きく下回ると米長期金利の低下とともに全般ドル売りが先行。23時30分前に一時152.07円と日通し安値を付けた。なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.46%台まで低下した。

 ユーロドルはしっかり。24時時点では1.0508ドルと22時時点(1.0471ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ高水準だった。米小売売上高の下振れを受けて全般ドル売りが優勢になると、一時1.0514ドルと1月27日以来の高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時106.57まで低下した。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では159.98円と22時時点(159.94円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.07円 - 153.15円
ユーロドル:1.0447ドル - 1.0514ドル
ユーロ円:159.43円 - 160.26円


(中村)
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