東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 21日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では149.53円とニューヨーク市場の終値(149.64円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。この後8時30分に発表される1月全国消費者物価指数(CPI)の上振れが警戒されるなか、一時149.51円まで小幅ながら円高・ドル安が進んでいる。

 ユーロ円は小安い。8時時点では156.99円とニューヨーク市場の終値(157.16円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。本邦CPIへの警戒感から156.99円まで下げている。なお、昨日のCME225先物は38555円と大阪取引所比で155円安で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.0497ドルとニューヨーク市場の終値(1.0501ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。クーグラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「インフレ上振れリスクは残ったまま」と発言し、当面は政策金利を据え置くことを支持する姿勢を示したが、相場の反応は薄い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.51円 - 149.71円
ユーロドル:1.0493ドル - 1.0503ドル
ユーロ円:156.99円 - 157.20円


(越後)
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