ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、一段安

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一段安。2時時点では149.63円と24時時点(149.81円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。日銀の早期追加利上げ観測が根強い中で円買いが先行したほか、2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数を始めとして予想より弱い指標結果が相次いだことを受けたドル売りも合わさると、149.47円まで下落して昨年12月6日以来となる安値を付けた。その後の戻りも149.70円台までに留まるなど、上値重く推移している。

 ユーロドルは強含み。2時時点では1.0474ドルと24時時点(1.0446ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。米経済指標の下振れを受けたドル売りを手掛かりに、前日高値1.0461ドルを突破すると1.0478ドルまで上値を広げた。

 ユーロ円は小高い。2時時点では156.73円と24時時点(156.50円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げに連れて下押すも一時的となり、その後はユーロドルが上昇した影響を受けて156.80円前後まで小幅高となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.47円 - 151.48円
ユーロドル:1.0419ドル - 1.0478ドル
ユーロ円:156.32円 - 157.89円



(川畑)
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