ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では151.67円と24時時点(151.33円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。24時過ぎに151.25円まで下押して日通し安値を更新するも、前日安値151.24円が目先のサポートとして意識されると下げ渋る動きに。その後151.70円前後まで持ち直した。

 ユーロドルは軟調。2時時点では1.0405ドルと24時時点(1.0434ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。ウクライナ情勢を巡る不透明感がくすぶる中、一時1.0404ドルまで売られた。
 なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「ウクライナ戦争終結へ向けロシアとうまく交渉」と投稿した一方、「選挙をしない独裁者であるゼレンスキー氏は迅速に行動しないと国がなくなる」とした。

 ユーロ円は弱含み。2時時点では157.81円と24時時点(157.90円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ウクライナ情勢不安を背景としたユーロ売りの中で157.72円まで下値を広げた。ただ、同時にドル円が上昇したこともあり、下げは緩やかだった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.25円 - 152.31円
ユーロドル:1.0404ドル - 1.0461ドル
ユーロ円:157.72円 - 159.13円


(川畑)
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