ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では151.79円と24時時点(151.80円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。ダウ平均が軟調に推移したほか、米10年債利回りが一時4.50%台まで上昇幅を縮小したことも重しとなり、一時151.50円台に下押し。もっとも、下値の堅さを確認すると米長期金利が再び上昇するのをながめて151.80円台に値を戻す場面も見られた。
 なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「米国経済は好調」「インフレに関して、実際に進展が続いていることがわかるまでは制限的姿勢を維持する必要」などと発言している。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0456ドルと24時時点(1.0452ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇幅縮小をながめて1.0470ドル付近まで値を上げるも、上昇が一服すると伸び悩んだ。

 ユーロ円は下げ渋り。2時時点では158.72円と24時時点(158.67円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げに連れて158.40円台まで下押すも本日安値158.37円を前に下げ渋り。その後は158.80円台まで切り返すも、ユーロドルが小幅安となった影響もあり伸び悩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.24円 - 152.22円
ユーロドル:1.0442ドル - 1.0486ドル
ユーロ円:158.37円 - 159.20円


(川畑)
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