ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、頭重い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は頭が重い。24時時点では151.47円と22時時点(151.50円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。米国がプレジデンツデーの祝日で休場となる中、日銀の早期利上げ観測を背景に円買い・ドル売りが入ると21時30分過ぎに一時151.40円と日通し安値を更新した。その後の戻りも151.53円付近にとどまった。

 ユーロ円は24時時点では158.72円と22時時点(158.66円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だったが、22時前に一時158.54円と本日安値を付けた。海外市場でも日銀の追加利上げを巡る思惑が広がり、円買いが入りやすかった。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0478ドルと22時時点(1.0472ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米国市場が休場のため、市場参加者が激減し商いは低調だった。
 なお、本日は米国とカナダが休場となるため、欧州引け後は極端に市場流動性が低くなることが予想される。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.40円 - 152.39円
ユーロドル:1.0467ドル - 1.0506ドル
ユーロ円:158.54円 - 159.87円


(中村)
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