ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では151.33円と22時時点(151.91円)と比べて58銭程度のドル安水準だった。日銀の早期追加利上げ観測が根強い中、全般円買いが先行。欧米株価の下落に伴うリスク回避の円買いも入り、一時151.27円と日通し安値を更新した。
 なお、22時30分発表の1月米住宅着工件数は予想を下回った一方、建設許可件数は予想を上回るなど、強弱入り混じる結果となった。

 ユーロ円はさえない。24時時点では157.90円と22時時点(158.41円)と比べて51銭程度のユーロ安水準。日銀の追加利上げ観測が改めて台頭する中、全般円買いが進んだ流れに沿った。欧米株安に伴う円買い・ユーロ売りも入ると一時157.85円と本日安値を付けた。

 ユーロドルは小動き。24時時点では1.0434ドルと22時時点(1.0428ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。円絡みの取引が中心となったため相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.27円 - 152.31円
ユーロドル:1.0419ドル - 1.0461ドル
ユーロ円:157.85円 - 159.13円


(中村)
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