ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、方向感定まらず

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は方向感定まらず。4時時点では151.64円と2時時点(151.67円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。24時過ぎに151.25円まで下押した後の買い戻しの流れが続いたほか、一時低下していた米10年債利回りが4.56%台に上昇したことも追い風となり、3時過ぎに151.80円台まで値を上げた。ただ、上昇の勢いは続かず、その後は151.60円台に押し戻されるなど方向感を欠いた。

 ユーロドルは下げ一服。4時時点では1.0419ドルと2時時点(1.0405ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。2時過ぎに1.0401ドルまで下落して日通し安値を更新するも、節目の1.0400ドルを前に下げ渋ると、その後は1.0420ドル前後までやや値を戻した。

 ユーロ円も下げ渋り。4時時点では157.97円と2時時点(157.81円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。157円台後半での底堅さを確認すると、ユーロドルが持ち直したこともあり158.00円台まで値を上げる場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.25円 - 152.31円
ユーロドル:1.0401ドル - 1.0461ドル
ユーロ円:157.72円 - 159.13円


(川畑)
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