東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

 24日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では148.94円とニューヨーク市場の終値(149.27円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。天皇誕生日の振替休日で東京勢が不在のなか、149円台前半を中心としたレンジ内で神経質に上下した。ただ、次第にドル売りの流れが強まったことで148.85円まで下押し。前週末安値の148.93円も下抜けて、昨年12月3日以来の安値を更新した。

 ユーロドルは買い戻し。10時時点では1.0504ドルとニューヨーク市場の終値(1.0458ドル)と比べて0.0046ドル程度のユーロ高水準だった。全般にドル売りが進んだ流れに沿って、一時1.0509ドルまで上昇。早朝取引でつけた1.0499ドルや前週末高値の1.0506ドルを上抜けた。

 ユーロ円は10時時点では156.45円とニューヨーク市場の終値(156.15円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。156円台半ばまでやや下値を切り上げたが、徐々にドル絡みの取引が中心となったため、同水準付近でのもみ合いに転じた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.85円 - 149.41円
ユーロドル:1.0462ドル - 1.0509ドル
ユーロ円:156.13円 - 156.78円

(岩間)
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