ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下落

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落。4時時点では149.12円と2時時点(149.49円)と比べて37銭程度のドル安水準だった。弱い米指標が相次いだことを受けて米景気の悪化が懸念され、ダウ平均が一時700ドル超の下げ幅を記録したことをながめ、昨年12月3日以来となる148.98円まで下落。米10年債利回りが一時4.40%台まで低下したことも重しとなった。

 ユーロ円は下落。4時時点では155.98円と2時時点(156.29円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。米株安を受けて全般的に円が買われる中、10日以来の安値となる155.86円まで下落した。
 また、ポンド円は188.24円まで、豪ドル円は94.78円まで、NZドル円は85.55円まで、それぞれ売られる場面が見られた。

 ユーロドルは方向感定まらず。4時時点では1.0459ドルと2時時点(1.0454ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でのドル売りと、株安によるリスクオフのドル買いに挟まれ、1.04ドル台半ばで方向感が定まらなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.98円 - 150.74円
ユーロドル:1.0449ドル - 1.0506ドル
ユーロ円:155.86円 - 158.22円


(川畑)
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