東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、伸び悩み

 24日午後の東京外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。17時時点では1.0491ドルと15時時点(1.0516ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ安水準だった。週末の独総選挙の結果を受けて独DAX先物買い、独債売り(金利は上昇)が先行していた。ただ、徐々に独長期債利回りが先週末引け値水準まで低下するとユーロドルも伸び悩み、1.0487ドル前後まで弱含んだ。

 ユーロ円は上値が重い。17時時点では156.80円と15時時点(157.12円)と比べて32銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの動きに連れる展開になり、156.61円付近まで売られ上値が重い。欧米株式指数先物の上げ幅縮小もクロス円の重しになった。

 ドル円は買い一服。17時時点では149.45円と15時時点(149.41円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。一時149.55円まで上値を伸ばす場面もあったが、クロス円の売りが重しとなり買いは一服。ユーロに対してドルが買い戻されていることが支えになっている反面、ユーロ円の売りが上値を抑えていることで、欧州勢参入後は綱引き状態。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.85円 - 149.55円
ユーロドル:1.0462ドル - 1.0528ドル
ユーロ円:156.13円 - 157.26円


(松井)
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