東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下落

 25日午後の東京外国為替市場でドル円は下落。17時時点では149.28円と15時時点(149.71円)と比べて43銭程度のドル安水準だった。14時前につけた149.46円から149.87円付近まで買い戻される場面もあったが、時間外の米10年債利回りが4.33%台まで低下すると、ドル円も連れて149.20円まで下落した。ダウ先物がマイナス圏に入るなど、米株指数先物がそれぞれ軟調な動きを見せたことも重しになった。

 ユーロ円は下げ幅拡大。17時時点では156.20円と15時時点(156.85円)と比べて65銭程度のユーロ安水準だった。軟調な動きを見せる株式指数先物により、リスク回避の動きが進み、17時過ぎには156.09円まで下げ幅を広げた。なお、クロス円は全面安となりポンド円は188.18円、豪ドル円は94.54円まで弱含み。

 ユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0464ドルと15時時点(1.0477ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下でも反応は薄く、1.04ドル後半でのもみ合いが続いていた。ただ、ユーロ円の売りで上値が重くなり、17時過ぎには1.0456ドルまで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.20円 - 150.30円
ユーロドル:1.0456ドル - 1.0480ドル
ユーロ円:156.09円 - 157.24円


(松井)
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