東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上げ幅拡大

 28日午後の東京外国為替市場でドル円は上げ幅拡大。17時時点では150.43円と15時時点(149.83円)と比べて60銭程度のドル高水準だった。東京午後から続くドル円の買い戻しは継続。日通し高値150.15円や前日高値150.16円が抑えになっていたが、同水準を上抜けるとストップロスを巻き込み150.57円まで上げ幅を広げた。

 ユーロドルは小高い。17時時点では1.0396ドルと15時時点(1.0388ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。値幅は限られているが、ユーロポンドやユーロスイスフランの買いが支えになり一時1.04ドル台に乗せるなど小高く推移。
 なお、ユーロスイスフランは1月スイス小売売上高が前月より弱く、更に前月分も下方修正されたことでアジア時間の安値0.9333フランから0.9377フランまでフラン安が進んだ。

 ユーロ円は強含み。17時時点では156.39円と15時時点(155.65円)と比べて74銭程度のユーロ高水準だった。ユーロが対ポンドや対スイスフランで堅調な動きを見せていたことが支えとなり、ドル円がストップロスをつけて上昇したタイミングで156.51円まで強含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.10円 - 150.57円
ユーロドル:1.0381ドル - 1.0404ドル
ユーロ円:154.80円 - 156.51円


(松井)
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