ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では150.68円と22時時点(150.66円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。東京午後から強まった円売り・ドル買いの流れがNY市場に入っても継続。22時30分過ぎに一時150.99円と日通し高値を付けた。市場では「ヘッジファンドなどが月末のポジション調整、もしくは株の損失を埋めるために含み益のある円ロング(ドル円ショート)を売却している」との声が聞かれた。
ただ、節目の151.00円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米株式市場でナスダック総合が下落して始まったことも相場の重しとなり、23時30分過ぎには150.29円付近まで下押しした。
なお、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している1月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前月比0.3%/前年比2.6%と市場予想に一致。伸び率は上方修正された12月の前年比2.9%から鈍化した。
ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0408ドルと22時時点(1.0406ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。注目された米インフレ指標が概ね市場予想通りの結果となり、方向感が出にくい状況だ。
ユーロ円は伸び悩み。24時時点では156.83円と22時時点(156.78円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。22時30分過ぎに一時157.16円と日通し高値を付けたものの、23時30分過ぎには156.46円付近まで上値を切り下げた。ドル円につれた動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.10円 - 150.99円
ユーロドル:1.0381ドル - 1.0416ドル
ユーロ円:154.80円 - 157.16円
(中村)
ただ、節目の151.00円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米株式市場でナスダック総合が下落して始まったことも相場の重しとなり、23時30分過ぎには150.29円付近まで下押しした。
なお、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している1月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前月比0.3%/前年比2.6%と市場予想に一致。伸び率は上方修正された12月の前年比2.9%から鈍化した。
ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0408ドルと22時時点(1.0406ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。注目された米インフレ指標が概ね市場予想通りの結果となり、方向感が出にくい状況だ。
ユーロ円は伸び悩み。24時時点では156.83円と22時時点(156.78円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。22時30分過ぎに一時157.16円と日通し高値を付けたものの、23時30分過ぎには156.46円付近まで上値を切り下げた。ドル円につれた動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.10円 - 150.99円
ユーロドル:1.0381ドル - 1.0416ドル
ユーロ円:154.80円 - 157.16円
(中村)